夫婦やカップルで作る場合の心構え

「夫婦やカップルで一緒にDIY」
こういうと微笑ましく素敵なように聞こえますが、 現実はそんなに甘くありません!
多くの人は「喧嘩の元」になるので、一緒にしないと決めている人もいることでしょう。

とにかくコツは、焦らず笑顔で楽しくです。
そうは思っていてもなかなか難しいんですよね。

・ 工具がなくなるとイライラ
男性女性共にこれが基本となって、他の作業も機嫌が悪くなります。
電動ドライバーやジグソーなど無くしそうもない物はいいのですが、 ノギスやメジャーなどは結構どこに行ったか分からなくなる時もあります。
二人でひとつの道具を使うと、
「それぞれで置く場所が違ったり、置いた場所を忘れる」
ということでどこに行ったか分からなくなります。
今はメジャーなんて100円均一ショップでも売ってますし、 そういった小物道具は各々で使う分以上の数を買っていてもいいと思います。
メジャーも壊れる時ありますからね。
それで喧嘩の元がひとつでもなくなるなら安いものです。

・ 一人で出来る作業は一人でする
作業はひとつのことを一緒にするのではなく、 分業してそれぞれやるべきことを決める方が揉める事が少ないです。
「ちょっとここ持ってて」というような些細なことでさえ、 上手くいかなかったら揉めるのは多くの人がご存知の通りです!
そういう作業はまず一人で出来るように考えて取り組むようにします。
普段から一人でDIYしてる人は大丈夫ですし、 二人で作業する場合でも各々がそうなれることが理想だと思います。
クランプを多用したり、紐で縛ったりすることで、二人いないと難しい作業も一人でできます。
例えば天井に板を張る場合でも、最初に紐で吊ってしまえば一人でできます。

・ 男性が気を付けたいこと
黙々と作業に集中するせいで、せっかく一緒に作業をしているのに一言も喋らなかったり、 一連の作業が終わるまでずっと作業を続けたりなどです。
こうなるとほんとに一人でやっているのと同じなので、むしろわざわざ一緒にする必要もなくなってしまいます。
趣味のDIYならば、焦って作る必要もないですし、今日終わらせる作業が来週になったとしても、さして困ることはそれほどありません。
のんびりやって下さい。

・ 女性が気を付けたいこと
特に掃除が好きな(好きじゃなくてもやってしまう)人に気をつけて欲しいのが、 自分の判断で片付けないということです。
小さな木工品などになると、必要な部品なのか歯切れなのか良く分からない小さな木材だらけになります。
これをゴミだと思って捨ててしまった日には・・・。