DIYで使う道具・電動工具一覧

DIYで使う工具はいろいろありますが、その中で特に持っておきたいものを紹介します。価格や使用頻度を踏まえて、揃えるか考えてみて下さい。

 電動ドライバー \2,000〜
絶対に持っておきたいのがこの電動ドライバーです。
棚などの木工品は「釘」を使う人もいますしそれでもいいのですが、 強度を考えるならやはりネジの方が抜けないので、 そうなると電動ドライバーがある方が楽です。
むしろ、普通のドライバーで作ろうと思うと相当な労力が必要になって、 楽しいはずのDIYが苦にしかならなくなってしまいます。

また、電動ドライバーは刃をいろいろな物に交換できるので、 これひとつでドライバー・ドリル・研磨などをこなすことができます。

 ジグソー \3,000〜
DIYの電動ノコギリといえば代表的なのがこのジグソーです。
直線は苦手なのですが、曲線を切る場合に活躍します。
もちろん直線を切る時にも普通に使います。
電動ノコギリを買う場合はまずこのジグソーを買っておきたいところです。
慣れると、板に穴をあけたり、くりぬいたりすることもできます。
とにかく電動ドライバーと共に持っておきたい工具のひとつです。

 ネジ
DIY道具ではなく消耗品ですが、大切なことなので先に紹介しておきます。
ネジは大量に入っている箱入り商品がおすすめです。
10本入りの袋に入った物などもありますし、 使う分だけと思ってそういった物を買う人もいるかもしれませんが、 今後DIYを続けるなら、500〜1,000本入りなどの箱入り商品の方が圧倒的にお買い得です。
物にもよりますが、袋入り商品を数個買う金額で箱入り商品が買えます。
ほんと、比較にならないくらいお買い得。
1,000本も使いそうにないと思うかも知れませんが、 ネジが曲がったり、山がつぶれたりすることもあるので、 思っているよりも多く使います。
そしてこの1,000本入りなどの箱入りネジを、2cm・3cm・4cm・5cmなどいくつかの長さの物それぞれを揃えます!
長い目で見ると、袋入りネジだとほんとにすごい金額になってしまいます。
いきなり一通り揃える必要もないので、使う物から順番に揃えればいいと思います。

 ノギス \100〜
挟んで測ったり、内側の長さを測る道具です。
無くても棒定規やメジャー(スケール)でもいいわけなのですが、 DIYやってると結構ノギスを使いたい場面ってあるんですよね。
特に内寸を測る場合はやっぱりノギスが正確なのでおすすめです。
これも最初から良い物を買う必要もないですし、 100円均一ショップなどでも売っているので探してみて下さい。

 平行器 数百円
持っていると案外いろんな場面で使うのがこの平行器です。
主な使用用途はレンガやブロックを積む時に平行を取るために使うのですが、 棚や机、テーブルなどを作る場合などでも結構使えます。
特に大きな棚になるとわずかな寸法の違いで歪んだりします。
最終的に足を削ってピッタリにしたりするんですが、 この時に平行が取れると完成度が高くなります。

 グラインダー \3,000〜
火花飛ばしながら鉄を削ったり切ったりするイメージの強いグラインダーですが、 木工工作する場合でも結構使えます。
実際にグラインダーを使うといろんな意味で粗くなるのですが、 面倒くさがりな私は良く使っています。
例えば丸い木材などは結構高いので、普段はあまり使いませんが、 かといって角材をむき出しで使うといかにも悪い意味で手作り感が強くなってしまいます。
そういう時に大きく角を取る場合に使っています。
難しいので、キレイに真っ直ぐ削れませんが、楽です。
もちろんそれ以外にもざっくり削ったりもしますし、 金属を切ったりもします。
この辺はジグソーと似たような用途でも使いますが、両方ある方が便利ですね。

 ヤスリ \100など
ヤスリは紙、鉄、平面用などいろいろあるので、それぞれ持っていると便利です。
全てのヤスリをよく使っていますが、特に平面のヤスリは私はかなり多用しています。
例えば板や角材の角を少し削って丸みを出すだけで出来栄えは全然違ってきますし、 表面を軽く削る場合にも使っています。
こうすると手触りも見栄えも良くなるので必ずやってますね。
ただ、広範囲の場合は、グラインダーで削ったり電動ドライバーで研磨する方が速いです。
平面のヤスリはハンドサンダーのような名前でも売っています。

 ノコギリ \1,000〜
電動ではないノコギリはやっぱり基本で、よく使います。
特にちょっと切りたい場合に便利なので、電動ノコギリよりも良く使ってます。
これもいろいろな種類があるのですが、 初めは両刃のノコギリがあればいいと思います。

 糸ノコギリ \100〜
DIY道具で出来れば持っておきたいのがこの糸ノコギリです。
安い物なら100円均一ショップでも売っています。
板は結構簡単に裂けます。
説明が難しいのですが、切っていると表面が剥がれるような感じで裂けるんですよね。
板にもよるんですが、DIYでよく使う安くて柔らかい木だとそうなりやすいです。
多少裂けても気にならないところは別にいいのですが、 見た目にこだわる場所は糸ノコギリで切る方が無難です。
また、ベニヤ板など薄い板も同じような理由と、切り口をキレイに切りたい場合に糸ノコギリを使っています。

 金切ノコギリ \100〜
これはあれば使うこともある程度です。
糸ノコと同じく安い物なら100円均一ショップでも売っています。
アルミプレートや表面にアルミ板を貼ることもあるので、 アルミや薄い鉄板などを切れるものがある方が良いです。
薄い金属板なら木材程度の労力で切れます。
ただ、私の場合ジグソーに金属用の刃を付けて切る方が多いので、金切ノコギリはあまり使っていません。

 カンナ
木工工作や大工道具の中で、ノコギリと並んで恐らく最も重要だと思われるのがこのカンナです。
しかし私はほとんど使っていません。
使うのも難しいということもあるのですが、結構面倒だからです。
といってもカンナで削るようなところをヤスリで削るのはもっと面倒なんですけどね。

 電動丸ノコ
大きな物を作る場合や、大量に切る時、正確に切る場合に丸ノコを使います。
ただこれも面倒です。
使い始めたら力も入らないしあっという間に切れるので便利なのですが、 わざわざ出してきて、と思うとなかなか使う機会がありません。
工作室があって、常に設置してあれば良く使うんでしょうけどね。

 クランプ
挟んで固定するための道具です。
クランプ以外に万力やクリップ型の物も使います。
木工工作では手が2本では足りない時もありますし、 固定することでより作業をしやすくします。
無くても出来るような場面でも、使う方が真っ直ぐキレイに切れたり、同時に切ったり、 ピッタリねじ止めしたりできるので、良く使ってますね。
とにかく最低でも1個はないと不便ですし、いくつかの大きさで複数持っていると便利です。

 ジャッキ
ひとりでDIYする場合に結構役になってくれるのがジャッキです。
簡単に高さを合わせられるので便利です。
もちろん車用のを使っています。
ちなみにこのジャッキ、広げたり外したりする場合にも活躍してくれます。
万力の逆パターンですね。

 チスタガネ
適当に穴を開けたい時にあると便利です。
ドライバー当ててハンマーで叩くと先が潰れますからね。