ニスと防腐加工済み木材の耐久力の違い

普通の木材にニスを塗るのと
最初から防腐加工してある木材の耐久力の違いですが

圧倒的に防腐加工してある木材の方が強く、安く済みます!

耐久力が全然違うから、仮にニスの方は何回も塗りなおすつもりで考えていると、すっごいたくさんニスを塗ることになるので、結局防腐加工済みの木材の方が安くなります。
屋外の雨ざらしのところに置いてあるもので、防腐加工済みの物は15年たってもまだ普通に使えるレベルなのですが、防腐加工されていないものは、数年からダメになります。
そのため防腐加工をされていないものにニスを塗るのですが、このニスが数年でダメになります。
ちなみに使ったニスは超硬ニスという、比較的強くて高いものです。

強い順番は
1. 防腐加工済み木材
2. ラティスとかの何かしらの加工がされてる木材
3. 加工されていない2x4木材などにニスを塗る
4. 加工されていない木材
という感じなのですが、1が圧倒的に耐久力があって、だいぶ下がって2、そしてだいぶ下がって3、少し下がって4です。

ニス自体は説明にある通り、浸透分1回と上塗り1回の計2回塗っていたのですが、結構すぐに剥げてくるので、ニスを余らせるくらいなら全部使って何回も上塗りする方が良かったです。
ペンキだと塗り損ねというか、薄くしか塗れてないところって分かりやすいから丁寧に塗るし、それで2度塗りしてたら結構持ちます。
ニスの場合分かりにくいというのが一番の失敗の理由かもしれません。

ただそれでもっと長持ちするかと聞かれても、たぶんそんなに持ちませんよね。
恐らくニスってそんな感じです。
そもそも屋外使用には向いていません。
木目を残したいからペンキじゃなくニスにしたのですが、もしかしたらクリアスプレーの方が強いかもしれません。

屋外の物にニスを塗るのって、すでに設置してあって傷んできたから防腐にニスを塗る、という話で、屋外に置くものを普通の木材を使って作ってからニスを塗る、というのが間違いな気がします。

コスト的にニスを塗る方が安いからと思ってやってみたのですが、明らかに最初から防腐加工済みの木材で作っておく方が安上がりでした。