見積もりと決めること

間取りが決まれば、それに合わせて見積もりを取ることができます。
簡単に言えば、表計算ソフトで作った物を印刷し、工務店などに持って行き、これで見積りして下さい、と言うだけのことですが、 ただそれで決定ではありません。
いくつかの建築会社に行くことはもちろんですが、 見積もりが出て、頼むところが決まったとしても、そこからすることはたくさんあるので、じっくり行きましょう。

そうして貰った見積もりは、その会社が適当に設備や部材を決めただけにすぎません。
そのままでも最低色や柄くらいは選択するように言われますが、 できればここから全てを変更していきます。


外観

家の屋根と壁のデザインや色を決めます。
特に壁は種類や色もたくさんあるので、サンプルを見たりパンフレットを貰ってじっくり選ぶといいでしょう。
色についてはやっぱり黒やグレーなどが汚れも目立ちにくいです。
逆に白やベージュなどは汚れが目立ちやすく、カビやすいところやコケが生えやすいところは目立ってしまいます。
それでも真っ白な家は感じが良いので、掃除やメンテナンスも含めて白にしたいと思えるのであれば、それもありでしょう。
また、全体で1色とする場合と、1階2階で色を変えてツートーンカラーにする場合など、流行りもあるそうです。


外構

家の周りの門や柵などです。
ガレージもここに含まれます。
個人的に言えば外壁はやっぱりレンガがおしゃれです。
ただ、アルミフェンスなどと比べてコストが高いのが難点です。
それでも家の雰囲気を左右するので、できれば妥協したくないところです。
門や柵の種類や色もたくさんあるので、同じようにパンフレットなどを貰ってじっくり選んでください。


壁紙

壁紙はデザインを全ての部屋で自由に選ぶことができるので、 部屋のイメージに合うように考えます。
中には1階と2階でガラっと違うイメージの壁紙にする方もいるようです。
統一する場合でも、トイレや洗面など水周りの壁紙、床は一般的には違うものになります。


外の水道

一般的に一戸建て住宅を建てる場合、外に水道を用意しています。
見積もりに含まれているか一応チェックして下さい。

外に水道があると車を洗ったり、ガーデニングなどでも使いますが、 それよりも「汚いものを洗う」時に絶対にあった方がいいです。
カビた物や泥だらけの物をどこで洗いますか?
キッチンは論外ですし、洗面やお風呂でも洗いたくない物が必ずあります。
バケツに水を汲んで外で洗うこともできますが、やっぱり外に水道がある方が便利です。

これら以外にも決めるとこはあるので、それぞれのページを見て下さい。