年収と家の金額

マイホームを建てるに当たって、多くの場合は住宅ローンを組むことになると思います。
つまりお金を借りて建てるわけですね。
その時に借りられる金額はあなた自身の年収でほとんど決まります。

これくらいの年収ならこれくらいは借りられますよ、というのは通常なかなか言えません。
年収にもよりますし、頭金、担保によっても変わってくるからです。
仮に親が一戸建て住宅に住んでいてそれを担保にする場合なら、 ざっと言えば年収の8〜10倍ほどは借りられるかもしれません。
もちろんこれもその土地の単価と広さで左右されます。
更に景気にも左右されるので10倍までは借りられるとはっきり言えるものではありません。
また、極端に少ない場合はもっと厳しく、 例えば年収が100万の場合、800万の融資は不可能です。
100万では日々の生活ですら余裕がないので、 支払能力がないとみなされます。
要はごく一般的な生活費を差し引いて、どれくらいの金額を支払いに回せるかということになります。

ここで、月収25万円あって普段の生活費が月10万、残り5万は貯金や何かに使うと考えて毎月10万は支払いに回せる、 といった安直な計算はあまり当てにしない方が無難です。
1ヶ月の平均的な生活費は地域によってもバラバラですし、 お金を借りる金融機関が想定した必要経費を除いた支払い金額になります。
もちろん上であげた例で借りられないわけではなく、あくまで考え方の話です。

融資を受ける場合に、いろいろな金融機関が候補にあがると思います。
一般的に大手になるほど審査が厳しく借りられないことがあると言われますが、これは間違いだと思います。
個人的な意見ですが、大手の融資担当者の方が窓口での反応がシビアで、 ダメなプランははっきりダメと言うため、大手は厳しいと思われているような気がします。
この場合でも、もう一度家のプランを年収などを考えながら練り直し、 担当者と相談しながら決めれば、審査はより通りやすくなると思います。
逆に口先だけで「大丈夫でしょ」といって書類を右から左に渡すだけの担当者に当たった場合の結果は、 どんな金融機関でも怪しいものです。
まぁ年収が1千万あって、3千万の融資を受ける場合などは誰でも「大丈夫でしょ」と言いますけどね。

また、将来的に現在よりも年収が上がっているという考えもおすすめできません。
特にバブル期に購入して悲惨な目にあった人、会社は相当あるようです。
景気がどちらに転ぶか分からない以上、無理のない計画にしておく方が無難で、生活にゆとりができます。