押し入れはこの方が良い!

私は特に何も考えずに普通に押し入れを設定しました。
しかし!
これはもうちょっと考えた方がいい!!!
押し入れに奥行きがあっても使いにくくてスペースを無駄にするだけです!

普通、押し入れの床面積は半畳〜1畳です。
つまり基本サイズが半畳なわけですね。
下記の図は6畳間で壁となる部分を押し入れとした場合の一般的な配置です。
一般的な押し入れ
これを、奥行きを半分にしてそれぞれの部屋で分けた場合。
一般的な押し入れ
押し入れが2倍に!!!
実際に面積が2倍になっているわけではなく全く同じなのですが、使用感が2倍相当になります。

奥行きが必要であれば、下記のような感じでもいいわけです。
一般的な押し入れ

実際に押し入れって奥行きがあっても使いにくいだけで、「あまり使わない物を奥に押し込む」わけなのですが、使う時に出すのが面倒です。
本を普通の本棚に置くと無駄に奥行きがあるので、奥にあまり読まない本、手前に良く読む本みたいな不便な置き方をするのと同じ。
そういう奥行きにピッタリ収まる長さの家具や服入れがあるじゃないですか。
使う時にゴロゴロ出してくるやつ。
あれにしても、もともと押し入れに奥行きがあるせいで使わなくてはいけないだけで、 奥行きが半分の押し入れなら、そういう家具も横向きに置けばいいだけだし、その方が断然使いやすい。
そもそもそんな物を押し入れ全部に突っ込んでるわけでもないから、やっぱり奥行きが必要なわけでもありません。

今は押し入れというかクローゼットとして使うのも普通ですが、これも奥行きは半分でも大丈夫です。
実際には奥行きが半分だと服の方が長さがあるのですが、これも単に斜めに掛けられるハンガーを使えばいいし、そうじゃなくても扉は閉まります。
どうしてもというならクローゼット部分だけは3つ目の画像のように一部だけ半畳使えば良いと思います。

唯一の難点は、壁一面を押し入れとするのでそちらの壁側に物が置きにくいということです。
でも偶然にもうちの場合、なぜか初めから押し入れ側の壁には何も置いていなくて、それで普通に生活しています。
それさえクリアできれば、今回の押し入れの方が断然おすすめです!

ひとつの押し入れに物を大量に入れなくても済むくらい、部屋がいくつもある大きな家ならこんなこと考えないかもしれませんが、 我が家はごく一般的な家なのでそんな余裕は全くなく、どの部屋の押し入れも奥まで物が詰まっています。
シーズンの切り替わりなどで出し入れするのも面倒だし、どこに入れたか分からなくなったりするからホント使いにくい。
これが、図のように設計しておいただけで、使い勝手が全然違うというわけです。
ほんとにもう、壁抜いて図のように作り変えようかと本気で思ってますよ。
ただすでに大量に物を押し込んでいるので、それを出して(出しても置く場所が無い)工事するのが面倒なので仕方なくそのまま使っている状態です。